お知らせ
講演会
『末期がん患者の心のケア ~患者とのコミュニケーションのとり方~』
宝塚市立病院 緩和ケア病棟 チャプレン・カウンセラー 沼野 尚美 先生
平成30年7月27日、宝塚市立病院 緩和ケア病棟 チャプレン・カウンセラー 沼野 尚美 先生をお招きし、『末期がん患者の心のケア ~患者とのコミュニケーションのとり方~』と題し、講演会を行いました。
講先生は、チャプレンとして、緩和ケア病棟でご勤務されています。チャプレンはチャペルを語源に持つ元来聖職者という意味ですが、先生は宗教的価値観を持ちつつ、心の叫び、本日は6つの心の叫びについてご教示いただきましたが、その心の叫びに対してのケアを行っています。
講演は、先生がこれまで接してきた患者の事例を元に、患者さんとのコミュニケーションをどう取っていくか、当院の医療従事者としてだけでなく、自分の家族が終末期に入ったときなどにも参考になるような、非常に興味深いお話でした。多くの職員が出席し、時に笑いあり、時に感動ありの、大変貴重な講演でした。