平成28年3月6日日曜日、中津文化会館で「NPO法人中津文化協会 創立35周年記念式典」が開催され、関係者など約800人が出席しました。
　奥塚市長は「NPO法人中津文化協会　創立35周年記念式典が、このように盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げます。貴会におかれましては、昭和54年の中津文化会館開館を契機に発足され、以来35年もの永きにわたり、中津市の芸術文化の発展と地域文化の振興に寄与され、その熱意とご努力に対し、深く敬意を表します。創立を機に開始された毎年春と秋に開催される『中津市民芸術文化祭』は、まさに会員の皆様の力が結集されたものであり、現在では、中津市での大きな文化祭の１つとして定着してきているのではないでしょうか。また、『なかつ市民芸能祭』や『なかつ文化エキスポ』などにおきましては、文化協会の活動のみならず、中津の伝統芸能の継承や若者の文化活動の発掘の場となっています。さらに、国内で活躍する著名な芸術家とコラボレーションする事業など、常に中津に新しい文化の息吹を吹き込んでいくことを意識された取り組みも行ってこられました。そのような業績とご努力により、平成20年からは、NPO法人としての認証を受けられ、さらに、中津文化会館とリル・ドリームの指定管理者として、施設の経営、管理にも携わっていただき、『創る』『育つ』『楽しむ』をコンセプトに様々な事業を企画、運営されています。今後も中津の文化活動の核となられて、先人の築き上げた伝統文化との融合を図りつつ、未来を担う子どもたちに芸術文化への関心を高め、時代にマッチした新しい文化を創造されることをご期待申し上げます。最後になりますが、会員及び関係者の皆様方のさらなるご活躍を祈念申し上げますともに、NPO法人中津文化協会のご発展と今後の中津の芸術文化の振興を祈念申し上げ、私のお祝いの言葉といたします。本日は誠におめでとうございます。」とお祝いの言葉を述べました。