公開日 2016年04月07日
平成28年4月7日木曜日、大分県立工科短期大学校で「平成28年大分県立工科短期大学校入学式」が行われ、機械システム系47人、電気・電子システム系20人、建築システム系13人が入学しました。
奥塚市長は「平成28年度新入生の皆さま、そして、保護者の皆さま、また大学関係者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。この良き春の日に晴れてご入学の日を迎えた新入生はもとより、今まで深い愛情を持って支えていただきました保護者の皆さま方、大学関係者のご努力に心からお慶び申し上げます。今月24日には東九州自動車道が全線開通し、さらなる地域への経済効果と雇用の創出が図られております。また、昨年から自動車倉庫、ロボット、ドローンなど産業構造の変化も目立っており、ますます高度な技術力が求められております。このような中、製品の高精度化に伴い、高い技術を身に着けた人材が必要とされておりますが、日本の高度経済成長を支えてきた団塊世代の有能な技術者が順次退職をするなど、ものづくり業界においては今後、技術者不足が大きな課題となってきております。今、企業は即戦力となる人材を望んでおります。実際に、この工科短期大学校の卒業生はその期待に応え、県域のものづくりの業界では広く活躍をされていることは、皆様もご存じのことと思います。大分県ひいては日本の経済を支えていくのは、皆様方の熱いエネルギーと情熱であることは間違いありません。中津市といたしましては、「学びたい教育のまち中津」を目指しております。今後とも企業誘致活動をさらにすすめ、地域産業を育成し、産業教育の推進を行っていくほか、皆様方が地元中津市でも働けるよう経済の活性化を図ります。皆様のこれからの2年間が、非常に密度の濃いものとなるよう、知識の習得や技術の研鑽に努められ、また、学友との交友を深めていただきながら、ものづくりの専門家として成長されますことを、そして、工科短期大学校がますます発展されますことを祈念申し上げましてお祝いの言葉といたします。本日は誠におめでとうございます。」とお祝いの言葉を述べました。