明けましておめでとうございます。
　皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
　今、日本は本格的な人口減少社会を迎えようとしています。そうした中、活力あるまちづくりを進めるためには、何といってもそこに「人がいる」ことが大事です。そして、そこに住む人の「満足を高める」ことが大事です。そのまちに仕事があり、産業や社会インフラなど生活基盤が整い、安全安心な社会でなければなりません。
　中津市は本年、将来のまちづくりの基本となる「第五次中津市総合計画」を策定します。「安心・元気・未来づくり」に向けた取組みをさらに進め、暮らし満足ナンバー1を目指してまいります。
　まず、市民が将来にわたり安心して中津市で暮らしていくために、必要な医療・福祉・消防・防災関連施策のほか、地域コミュニティの維持や男女共同参画の施策を進めます。
　まちが元気であるためには、産業振興による雇用の確保や第一次産業の振興に関する施策のほか、観光振興や移住促進など市外から人を呼び込む施策、さらには文化・スポーツの推進に関する施策を進めます。
　未来づくりには、「人材」「社会インフラ」が必要です。子どもの教育や生涯学習など、中津市の未来を担う人材育成のための施策のほか、環境の保全、社会インフラの整備・維持に関する施策を進めます。
　時代とともに変化する社会情勢や課題に柔軟に対応しながら、市民ニーズに応えていくため、常に「変化」を恐れず、困難な課題に「挑戦」し、新しい施策を「創造」していく姿勢をもって行政運営にあたります。
　また、こうした多様な課題に対する施策の効果を最大限に高めるためには、市民の皆様をはじめ、自治会、ボランティア団体、NPO法人、企業、国、県、近隣自治体など、あらゆる主体との連携・協力が不可欠です。
　中津市を将来にわたり今以上に輝くまちとして次世代に繋げていくため、中津の力を総結集して進んでいきましょう。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
　最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。