公開日 2018年01月01日
明けましておめでとうございます。
皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、九州北部豪雨により山国、耶馬溪地域を中心に大きな被害が発生しました。現在も一日も早い復旧・復興に全力をあげて取り組んでおります。
さて、中津市は昨年、今後10年を見据えた長期総合計画を策定いたしました。今年はいよいよプラン実行2年目を迎え、暮らし満足No.1を目指して基盤を強化していく年であります。
幸い、中津市にはいくつかの明るい材料があります。合計特殊出生率が1.94と伸びて県下14市でトップ、子どもが比較的多く生まれています。また、産業面では、立地企業が増設するなど投資活動が活発化しています。さらに、昨年4月、「やばけい遊覧」の名のもと市全域が日本遺産に認定され観光振興に新たな追い風が吹いています。
このような中、本年も「安心・元気・未来づくり」の各種政策を積極的かつバランスよく推進してまいります。災害に強い地域づくり、高齢者の健康づくり、子どもを生み育てやすい環境づくり、各産業振興と雇用の確保、観光の振興、企業誘致、学びたい教育のまちづくり、交通網の整備促進、男女共同参画の推進など、多様な課題に取り組んでまいります。
また、将来のまちづくりのためには、その礎となる安定的な財政基盤は何より重要です。「行政サービス高度化プラン」に基づき行財政改革を不断に行い安定した行政運営を進めます。
引き続く人手不足に加え、人工知能、IoTなど情報技術の革新、働き方改革、経済格差など新しい課題も出てきています。中津市の活性化を図るには、市民の皆様や地域で活動している団体の力が必要です。市が市民や地域と密接に関わり、国・県・市町村をはじめ、各種団体、大学・高校などの教育機関、NPO等と情報を共有し連携を取り、役割を分担し施策効果の発揮を一層図ります。どうぞ市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
結びに、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。