【市長フォト】4.11中津市の防災を考える日

公開日 2019年04月11日

市長訓示
講演の様子

 平成31年4月11日木曜日、耶馬溪町金吉地区山地崩壊災害の発生から一年を迎え、市役所で「4.11中津市の防災を考える日」として防災に係る取り組みが行われました。
 奥塚市長は、「『4.11中津市の防災を考える日』ということで、耶馬溪町金吉の山地崩壊災害は本当につらい、悲しい出来事で皆さんの記憶にも新しいことと思います。本日現地に行って、工事中に亡くなられた方を含め、亡くなられた7名の方々の冥福をお祈りし、哀悼の意を表しました。また、今もなお、避難生活を強いられている方がいらっしゃいまので、一刻も早い復旧に向け、県と協力しながら進めて参りたいと思います。昨年の災害は雨や地震がなく、何の予兆もない状況で起こった稀な災害であり、いろいろな方の注目が集まりました。そんな中、12日間にもおよぶ救出・捜索活動が続き、自衛隊をはじめ、消防、警察、地元の建設業協会、国、県、大分大学など多くの機関にご協力いただきました。改めて皆様に感謝を申し上げます。現在も、原因の究明、そして本格的な工事を行っていますが、できるだけ早く住民の方々が戻れるように作業を進めています。また、自分たちの住んでいるところの危険度を認知するため、1,012箇所の土砂災害ハザードマップの作成に取り組んできました。今年度も新たに追加された117箇所についての作成をして参ります。土砂災害の他にも、内水ハザードマップの作成や防災士協議会の発足もしました。今年度は山国川水域を中心に監視カメラの設置にも取り組みます。教訓を生かしながら、防災や災害を意識や心から離さず、常に対策を思い描くことが大切であります。4月11日を『中津市の防災を考える日』とし、今後も防災・減災対策に万全を喫して参ります。」と訓示を述べました。
 訓示後、山地崩壊災害の現在の状況および市の防災に関する取り組みの報告や大分大学減災・復興デザイン教育研究センター次長・准教授の鶴成氏による「今後、迫りくる災害への対応」と題した講演が行われました。

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