令和元年5月26日日曜日、市役所で「令和元年度中津市防災士協議会総会」が開催されました。
　奥塚市長は「防災士協議会の皆様におかれましては、市の安全安心のために日頃から活動していただいていますことに対しまして、感謝の意を表します。近年、災害はいつ起こるかわからないことから災害は起こるものだという体制を取らなければなりません。昨年の耶馬溪町金吉の山地崩壊では6名の方がお亡くなりになりました。中津市では今年、災害が起こった4月11日を『中津市の防災を考える日』と定め、職員の研修等を行い、さらに危機意識を持つことを確認しました。また、市の取組みとしまして、土砂災害ハザードマップの配布や65歳以上で構成される世帯への防災ラジオ無償貸与などを行っています。また、今年度は新たに山国川やため池などの監視体制の強化として監視カメラ24台の設置や、自分の住んでいるところの防災情報を知ってもらうため、防災マップを最新の情報に更新し全戸配布するなどの取組みを行います。災害が起きたとき、行政も状況の把握等を行い対応しますが、公的な支援には時間がかかります。防災士をはじめ地域の皆さんに力を借り、災害が起きてすぐの対応と自助・共助・公助の取組みが不可欠です。今後も地域のリーダーとなって、安全安心づくりのための活動をよろしくお願いします。」とあいさつしました。