令和元年7月10日水曜日、小楠コミュニティーセンターで、中津手話サークル「さつき」主催の太田陽介氏講演会＆交流会が行われました。社会福祉法人福岡県聴覚障害者協会の事務局長である太田氏は、「手話言語条例成立後の活動は？」と題して講演しました。
　奥塚市長は、「こんばんは。本日は太田先生をお迎えしての講演会です。ようこそ中津へおいでくださいました。また、手話サークル『さつき』の皆さんにおかれましては、手話による通訳や社会福祉の向上に平素よりご尽力いただき心よりお礼申し上げます。昭和55年に手話サークル『さつき』が誕生して以降、皆さんが聴覚障がいのある方のため、地道に活動していただいていますことは中津市の誇りであります。定例会や研修だけでなく、文化やスポーツにまで取り組んでいらっしゃることをさまざまな所で拝見しています。さて、中津市においては、『中津市手話言語の普及と障がいの特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例』が3月22日に制定され、4月より施行しています。これから大切なことはどのように進め、どうやって市民の皆さんに伝えていくかであります。市では、市報に条例制定の特集や手話ワンポイントアドバイスを掲載したり、手作りチラシを作成して配布したりするなどの情報発信を行っています。また、職員がひとつでも手話ができるようになり、通じ合える契機になるよう研修も行います。そして、皆さんと心ひとつに、意見を聴きながら取り組んでまいりたいと思います。これからもご協力よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」と手話を交えながらあいさつをし、参加者の皆さんと一緒に講演を聴きました。