【市長フォト】新中津市学校オープニング式典

公開日 2019年08月03日

 令和元年8月3日土曜日、新中津市学校オープニング式典が行われ、慶應義塾関係者や地元の関係者など多くの人にお越しいただきました。
 新中津市学校は、学生から大人まで広く市民のみなさんに学習の場として使っていただくとともに、慶應義塾と連携して福澤諭吉の精神を研究し広めるための施設として、平成30年6月に閉館した中津市歴史民俗資料館をリニューアルオープンしたものです。
 奥塚市長は、「中津市制90周年の機会に、新中津市学校オープニング式典を開催できますことに心から喜んでおります。大変お忙しい中、ご来賓として、慶應義塾より長谷山塾長、渡部常任理事、井奥福澤研究センター所長、西澤福澤研究センター副所長をはじめ関係者のみなさん、市議会議員のみなさん、地元選出の県議会議員のみなさん、地元経済界や自治会のみなさん、市内4校の高校生のみなさん、多くの市民のみなさんにご出席いただきましたことに、心からお礼を申し上げます。新中津市学校は、昨年まで中津市歴史民俗資料館として利用していた昭和初期の貴重な建造物で、国の登録有形文化財になっています。この文化財を次世代に引き継いでいくために、耐震改修工事を行い新中津市学校としてリニューアルオープンしました。幅広く自主的な学びや交流の場として、福澤諭吉や小幡篤次郎の教えに触れながら、心地よく勉強や仕事に勤しむことができる場所になれば幸いです。また、慶應義塾と連携して、福澤諭吉をはじめとする郷土の先人たちに関する共同研究を行います。中津市と慶應義塾の連携をさらに深め、お互いのさらなる発展につなげていきたいと思っています。新中津市学校が、中津市の新しい学びの拠点として多くの市民のみなさんに愛され、慶應義塾との連携がさらに深まることを祈念します。」と、あいさつしました。
 来賓の長谷山塾長からは、「新中津市学校は、歴史の香りを残しながら既存の建物を改修し、学びたい教育のまちづくりの拠点にするという、優れたアイディアのもとに成ったと聞いています。これは正に、伝統を守りながら革新を続けるという、福澤が目指し、慶應義塾において160年を超えて今も続く精神です。福澤諭吉と小幡篤次郎の夢と志を受け継いだ新中津市学校が、学びの場であるだけではなく、福澤が理想とした独立自尊の人材育成と交流の場になり、大いに発展することを期待しています。」とご祝辞をいただきました。

 式典終了後には、西澤福澤研究センター副所長による「中津市学校と小幡篤次郎について」の説明と、「今、そして未来に求められる人材」というテーマでパネルディスカッションが行われました。
 パネルディスカッションでは、グローバル化と地域活性化や将来の夢など、未来に関する市内4校の高校生代表からの意見や疑問に、慶應義塾の渡部常任理事と井奥福澤研究センター所長、粟田中津市教育長の3人が、それぞれの立場や経験をもとに答えていきました。

 慶應義塾公式ウェブサイトでも、新中津市学校オープニング式典などを取り上げていただきました。

テープカット
式典の様子
記念写真
あいさつする奥塚市長
長谷山塾長のご祝辞
新中津市学校前で握手する長谷山塾長と奥塚市長
説明する西澤教授
パネルディスカッション
市内4校の高校生代表と握手する奥塚市長

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