公開日 2019年08月17日
令和元年8月17日土曜日、小楠コミュニティーセンターで中津市各種女性団体連絡協議会大会が開催されました。市長は、「少子高齢化・人口減少という大きな時代流れの一方、世界的に見ると情報化とグローバル化が進み、いつどこでも情報を得ることができる時代です。そういう新しい時代の中で、地方に住む私たちがどう生きていかなければならないかということをしっかりと考え、市政の計画を立てて、安心・元気・未来の枠組みの中で政策を実行しています。めざすところは暮らし満足ナンバーワンと申し上げていますが、その中においても男女共同参画は非常に大きなテーマです。男性と女性が力を合わせてお互いに支え合い、良い社会を作り上げていかなければなりません。そのために行政がやっていることを申し上げますと、この機会もそうですが、あらゆる機会を通じた意識づくり、そういった講習会や学習会を実施しています。また、しっかりとした社会にするためには、そこにしっかりとした経済基盤も必要です。男性も女性も働きやすい職場をめざし、その環境づくりをしているところです。学習の場ということで一つ申し上げますと、8月3日に旧歴史民俗資料館を改修して、新中津市学校という名前で市民の学習の場・交流の場をオープンしました。福澤諭吉先生の提言により明治4年に開校した中津市学校に由来するもので、当日は慶應義塾の長谷山塾長にもお越しいただき、また高校生のパネルディスカッションなども行いました。この新中津市学校を学習の場とするとともに慶應義塾との連携・共同研究を進めていきたいと思います。中津市学校には当初から女子部があったそうです。そういった教育の土壌とともに女性が活躍する社会を作り出す土壌があるのではないかと思います。みなさんがここで学習することが中津の力を強くします。男性の意見、女性の意見、多くの市民皆さんの意見を伺いながら、これからも市政を展開していきたいと思います。」とあいさつしました。