令和2年市長新春あいさつ

公開日 2020年01月01日

令和2年市長新春あいさつ

 明けましておめでとうございます。
 皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 また、平素より市政へのご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 二期目の市政運営では、より一層現場主義の視点に立ち、中津市の「安心・元気・未来づくり」に努めます。

 まず、防災については、「自助・共助・公助」の取り組みを推進させ、「防災意識」の醸成・「防災体制」の強化を図ります。また、大規模災害等に備え、新たに「国土強靭化地域計画」を策定し、災害から住民の生命・財産を守り、迅速な復旧・復興を可能とする、強くしなやかな地域づくりを進めます。

 子育ての分野では、「みんなが子育てしたくなるまちづくり」をより一層進め、誰もが産み、育てやすい環境づくりに努めます。引き続き、きめ細やかな相談対応やニーズ把握により、切れ目・隙間のない支援とサポート体制の強化に力を入れてまいります。

 福祉や医療の分野では、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らすことができるよう医療と介護の連携を進めるとともに、「元気いきいき週一体操教室」や「サロン活動」など、引き続き高齢者の健康づくり・生きがいづくりの場を広げていきます。

 さらに、昨年は“学びたい教育のまち中津”の拠点となる「新中津市学校」と「中津市歴史博物館(なかはく)」が開館し、あらゆる年代、様々な分野での学びや活動の場を創出しました。今後も子どもたちの「知(確かな学力)」「徳(豊かな心)」「体(健やかな健康)」をバランスよく育み、新たな時代を担う人材育成に力を入れてまいります。

 今、中津市でも全国と同様に、少子高齢化、人口減少が進みつつあります。その減少幅を最小限に抑えながら、その中でも市民の皆様がいかに豊かに暮らせるかを追求し、中津市が県北地域の拠点都市として、市外・県外からも人や企業を惹きつける「磁力」を持ったまちとなるよう、施策の展開と深化を図ります。市政運営の基軸である「なかつ安心・元気・未来プラン2017」を着実に推進し、「暮らし満足ナンバー1」をめざし、「住みたい・帰りたい・行ってみたいまち」中津市の実現に全力を尽くします。

 結びに、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。