国内では、4月25日に東京、大阪、京都、兵庫に緊急事態宣言が発せられました。
　県内では、4月24日に過去最多となる76件の感染者が確認され、4月21日から本日までの6日間の合計は289件となっております。今月に入りカラオケや結婚披露宴の2次会など6件のクラスターも発生しています。
　中津市においても、4月23日に1件、本日26日に1件の感染者が確認されており、県内や福岡県でも感染者数が増えていることから、今後の感染拡大が危惧されるところです。
　これを受け、本日、市では対策本部会議を開催し、国・県・市における現在までの感染状況及び、市のワクチン接種取り組み状況についての情報共有と、今後もしっかりとした感染防止対策に取り組んでいくことについて徹底したところです。
　大分県では、この増加ペースが続けば、病床使用率が急上昇し、「まん延防止等重点措置」発動の目安となる「感染ステージ3」も視野に入ってくるとのことから、県民に対し「新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について」のお願いを呼び掛けております。
　今後、人の往来が増えるゴールデンウィークを迎えるにあたり、市民の皆様におかれましては、マスクの徹底や3密を避ける行動は勿論、不要不急の往来の自粛、マスク会食、家族以外でのカラオケの自粛など、なお一層の警戒感を持ち、引き続きの感染防止対策に取り組んでいただくようお願いいたします。

令和3年4月26日

中津市長　奥塚 正典