公開日 2022年03月29日
男女の出会いのチャンスが減っていると言います。そんな中、私の周りで若いカップルが次々に結婚しました。どんな出会いがあったのでしょう。
まず一組目、同じ高校の1年違い、お互いの家を行き交う交際が約10年、苦しい時を支えあったと言います。縁あって私と妻も懇談する機会があり、長年の経過にも変わらぬ熱愛ぶりにあてられながら仲間と一緒に応援。婚約、結婚と順調に進みました。我々も少しは役に立てたかと喜んでいます。
次のカップルは、仕事上の研修で出会い、男性が流行りのSNSでなく、直筆で心情を綴った手紙を送り交際がスタート。この少し古風でオーソドックスな手法が功を奏したのか、トントン拍子で仲が深まり1年あまりの速さで結婚へ。今、お二人は家庭で一緒に料理を作り、幸せそのものです。
もう一組は、職場の仲間同士。同僚が誰一人気づかない隠密行動で、3年間静かに愛を育てゴールイン。周りの人たちには大きなサプライズ、祝福の歓声があがりました。
さらに、Uターンし地域づくりに励む若者同士、仕事で知り合い、お世話上手な友人が仲を取り持ち、先月めでたく結婚で定住確定。お二人から喜びあふれる報告がありました。
それぞれの出会いがあり、交際に期間の長短はありますが、愛を大切に育みました。暗くなりがちのコロナ下に何より明るい話題、当人たちの嬉しそうな笑顔を眺めているだけで周りも幸せな気分になります。やはり結婚したい方の出会いの場づくりは大切ですね。中津市も引き続き婚活を支援していきます。
さてさて、若いカップルの結婚は、我々中高年にも若き日の出会いや結婚時を思い出させます、「あの頃に戻りたい」と。ただパートナーが同じ思いかどうか。聞いてみましょう。
(市報なかつ令和4年4月1日号掲載)