公開日 2022年04月11日
平成30年4月11日未明に発生いたしました、中津市耶馬溪町金吉地区山地崩壊災害から今年で4年を迎えました。
この災害で受けた辛い経験を教訓とし、市民のみなさんとご一緒に更なる防災、減災意識の向上を図るため、市ではこの日を「4.11 中津市の防災を考える日」と定めております。
被災地は、令和2年3月に復旧工事が完了し、令和3年には工事関係者と地元住民によりまして慰霊碑も建立されました。
また、被災地周辺では、大分県により土砂災害の危険箇所調査が行われ、危険度の高い箇所について、順次対策工事が進められております。
発災当日となる本日、市関係者と共に現地に赴き、慰霊碑の前で、犠牲となられました6名の方々、災害復旧工事の不慮の事故により亡くなられた1名の方に、改めて心よりご冥福をお祈りして参りました。
そしてこの災害を風化させることなく、激甚化する気象災害に対し、市の防災・減災対策のさらなる強化を図るため、本日午後には、市幹部職員、防災士協議会の方を対象とした、防災研修会を開催することとしております。
出水期も近づいて参りました、今後も、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりに向け、ハード、ソフトの両面から対策を講じるとともに、自助・共助・公助のバランスのとれた防災・減災対策に取り組んでまいります。
令和4年4月11日
大分県中津市長 奥塚 正典
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