公開日 2025年04月11日
平成30年4月11日未明に発生いたしました、中津市耶馬溪町金吉地区山地崩壊災害から今年で7年を迎えました。
この災害で受けた辛い経験を教訓とし、市民の皆様とともに、更なる防災・減災意識の向上を図るため、市ではこの日を「4.11 中津市の防災を考える日」と定めております。
発災当日となる本日、犠牲となられました6名の方々、災害復旧工事の不慮の事故により亡くなられた1名の方に、心からご冥福をお祈り申し上げます。
昨年1月に発生し、甚大な被害をもたらした能登半島地震では、亡くなられた方の約半数が災害関連死とされており、避難所環境の整備と被災者に寄り添ったケアの必要性を改めて考えさせられました。
中津市におきましては、昨年は大きな災害は発生しませんでしたが、これまで何度も、記録的な梅雨前線豪雨による、家屋の浸水被害や道路、橋梁の損壊、山林・林道の崩壊、農地への土砂の流入、漁場への土砂堆積等、多くの被害を受けてきました。
災害は、いつどこで起きてもおかしくない状況であり、一人ひとりが災害を自分事として捉え、家庭や地域において、日頃から備えておくことが重要であります。
近年の激甚化・頻発化する自然災害に対し、防災・減災意識のさらなる強化を図るため、本日午後には、市職員を対象とした防災研修会を、明日午後には、市民の皆様を対象とした防災講演会を予定しております。
出水期も近づいて参りました。今後も、安全・安心に暮らせるまちづくりに向け、皆さんで一緒になって取り組んでいきましょう。
令和7年4月11日
大分県中津市長 奥塚 正典
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