大江医家史料館

公開日 2011年10月01日

更新日 2024年03月29日

大江医家史料館(外観)

中津市歴史博物館 分館

「医は仁ならずの術 務めて仁をなさんと欲す」

この言葉は、宝暦8年(1758)初代大江玄仙以来、代々中津藩の御典医を勤めた大江医家に伝えられた言葉です。
大江医家史料館は、この大江医家の旧宅と史料を中心に、中津の医学・蘭学の流れがわかる史料館として開設されています。有名な『解体新書』をはじめ豊富な蘭学・医学関係史料を、常時展示しています。

中津市が所管する2つの医家史料館は、医学・蘭学史の関係では日本有数の施設と認知されるようになりました。
大江医家史料館では、「解体新書」の刊行など、オランダ語の医学書の翻訳から始まる蘭学者の誕生、中津における種痘の実施に関する資料、心臓拍動の謎を解明した田原淳博士などの資料を展示しています。また、大江医家第5代の大江雲澤が華岡流医学を学んだのち、薬草を栽培して薬湯療法を行っていたことにちなみ、敷地内に薬草園を設置しています。華岡青洲が世界初の全身麻酔に用いた薬草「マンダラゲ」をはじめ、1年中珍しい薬草を見学することができます。

詳細情報
所在地

〒871-0066 大分県中津市906番地(鷹匠町)
中津駅から徒歩約7分

開館時間

9時から17時まで(入館は16時30分まで)

休館日 毎週月曜日(祝祭の場合は翌日)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
観覧料

一般210円(団体30人以上100円)、大学・高校生100円(団体30人以上50円)、中学生以下無料

【村上大江共通券】大人個人300円(団体30人以上200円)、大学・高校生個人150円(団体30人以上100円)

※障がい者及び介助者1名は、障害者手帳の提示で免除

薬草園 入園料 無料
お問合せ先 大江医家史料館 電話:0979-22-0049

地図

大江医家史料館

お問い合わせ

歴史博物館
住所:〒871-0057 大分県中津市1290番地(三ノ丁)
TEL:0979-23-8615

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