公開日 2020年04月06日
更新日 2020年09月09日
合併処理浄化槽とは
合併処理浄化槽とは、台所やトイレ、洗面所、風呂場など家庭から出る汚れた水をそれぞれの家庭の敷地内に埋めたタンクの中で、微生物が汚水中の有機物を食べて分解する働きを利用してきれいな水にするための施設です。
その仕組みは下水道の終末処理場とほぼ同じで、処理後に放流される処理水は終末処理場の放流水と同程度の水質基準となっています。
浄化槽の種類
浄化槽には、「合併処理浄化槽」と「単独処理浄化槽」があります。どちらも水洗トイレを設置できますが、環境負荷の点で大きな違いがあります。
合併処理浄化槽 | トイレからの汚水だけでなく、台所・お風呂・洗面所の汚水(生活雑排水)を含めて家庭内のすべての汚水を処理する浄化槽です。2001年4月の浄化槽法の一部改正により、新たな浄化槽の設置は合併処理浄化槽のみとなっています。 |
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単独処理浄化槽 | トイレからの汚水だけを処理する目的で作られた浄化槽のため、生活雑排水はそのまま側溝や川に流されてしまいます。現在は、新たな設置はできません。 |
「単独処理浄化槽」と「汲取り便槽」は、生活雑排水が全く処理されずに側溝や河川に流されてしまう点において同等で、側溝や河川から異臭がしたり害虫が発生したりする原因となっています。
このため中津市では、環境衛生の向上と河川等の水質保全を図るため、「単独処理浄化槽」と「汲取り便槽」から「合併処理浄化槽」に改築(転換)する場合と下水道に接続する場合に補助金が出ます。
「単独処理浄化槽」または「汲み取り便槽」から
お問い合わせ
水道総務経営課
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