離婚後の「養育費」と「面会交流」について

公開日 2018年06月29日

更新日 2018年06月28日

 子どもにとって、両親の離婚はとても大きなできごとです。
 子どもが「両親の離婚」を乗り越えて健やかに成長していけるよう、離婚をするときに親としてあらかじめ話し合っておくべきことに、「養育費」と「面会交流」があります。

養育費について

 養育費とは、子どもを監護・教育するために必要な費用のことをいいます。
 一般的には、経済的・社会的に自立していない子が自立するまでに要する費用を意味し、衣食住に必要な経費、教育費、医療費などがこれに当たります。
 親の子どもに対する養育費の支払義務(扶養義務)は、親の生活に余力がなくても自分と同じ水準の生活を保障するという強い義務(生活保持義務)だとされています。子どもに対し、親としての経済的な責任を果たし、子どもの成長を支えることは、とても大切なことです。

面会交流について

 面会交流とは、子どもと離れて暮らしているお父さんやお母さんが子どもと定期的・継続的に会って話をしたり、一緒に遊んだり、電話や手紙などの方法で交流することをいいます。
 子どもは、面会交流を通して、どちらの親からも愛されている、大切にされていると感じることで、安心感や自信を持つことができ、子どもが生きていく上での大きな力となります。

子どもの養育に関する合意書について

 民法において、協議離婚の際には、子どもの監護者(親権者)だけでなく、「面会交流」や「養育費の分担」についても定めることとされ、その取り決めをする際には「子の利益を最も優先して考慮しなければならない」とされています。
 法務省では、
「養育費」と「面会交流」の取り決め方や、その実現方法についてわかりやすく説明したパンフレットを作成し、公開しています。

「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」について(法務省)

お問い合わせ

こども家庭センター
住所:〒871-8501 大分県中津市豊田町14番地3
TEL:0979-22-1170
FAX:0979-24-7522

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