防災士について

公開日 2018年11月05日

更新日 2024年05月16日

中津市の防災士のみなさん
中津市の防災士のみなさん

防災士とは?

 防災士とは自助・共助・協働を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、 そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人のことです。

  • 自助:自分の命は自分で守る。
  • 共助:地域、職場で助け合い、被害拡大を防ぐ。
  • 協働:市民、企業、自治体、防災機関等が協力して活動する。

防災士に期待される役割について

 防災士に期待される役割については、認定特定非営利活動法人日本防災士機構の防災士教本より、次のとおり事例を提示しています。
 防災士それぞれによって、取り組める内容は違うと思いますので、自身が出来る範囲内での活動を行って下さい。

防災士に期待される役割(事例)
平常時

自分の身のまわり、家庭の防災・減災対策の実施。地域や企業における防災意識の啓発活動、訓練・研修などの実施や参加。

  • 家庭、地域社会や職場での話し合いや訓練、備蓄など防災対策を実施する。
  • 自分の住んでいる地域の災害発生の可能性を調査し、対応を考える。
  • 家具の固定や建物の耐震診断・補強などを実施、周囲への普及に努める。
  • 避難路、避難場所の確認、安否確認方法を確認する。
  • 自治会への働きかけや自主防災組織の結成・参加、消防団に入る。
  • マンションなど、集合住宅での防災対策を講じる。
  • 地域の防災講演会や講習会で活動する。
  • 住民を対象とした災害図上訓練、避難所開設運営訓練を企画・実施する。
  • 住民へのAED・応急手当、初期消火訓練の実施。
  • 地域や自治体と協力して災害時要配慮者名簿を作成し、災害時に対応する。
  • 地区防災計画を推進する。
  • ラジオ、テレビ、新聞など、メディアへの出演や取材に協力する。
災害時

消防や警察、自衛隊などの公的支援が到着するまで、被害の軽減を図り、消火活動や救出救助、避難誘導などを行う。

  • 事態に対応してリーダーシップを発揮する。
  • 家庭や地域、職場で消火活動や安否確認、救援・救助を行う。
  • 避難指示・避難勧告を周囲に伝え、避難行動を呼びかける。
  • 災害時要配慮者の避難支援を行う。
災害発生後

自治体など公的組織や防災ボランティアと協働し、避難所運営や被災者支援活動を行う。

  • 安否確認や帰宅困難者の支援を行う。
  • 災害時サイトや自治体などへ正確な被災情報を発信する。
  • ボランティアセンターや避難所のスタッフとなる。
  • がれき処理や家屋の片づけなど、ボランティア活動に参加する。
  • 救援物資の受付・仕分け・輸送に協力する。
  • 被災者支援情報の収集・広報、活用や解説活動を行う。
  • 自主的に被害調査を実施する。
  • 職場などの物資や施設を貸し出す。
  • チャリティー活動に協力する。

中津市内の防災士の有資格者数について

 515名(令和6年4月10日現在)

防災士の資格取得について

  1. 大分県防災士養成研修により資格を習得する場合
     年度によってスケジュールが異なります。研修の期日が決まりましたら、各自治委員にお知らせ致しますので、自治委員を経由して、防災危機管理課まで研修の申し込みをして下さい。
     なお、資格取得にかかる費用は大分県及び中津市が負担します。
    ※詳細につきましては、研修の案内時にお知らせ致します。
    ※資格取得後に地域の防災活動、及び中津市防災士協議会に参加することが必須条件となります。
  2. その他の方法で資格を取得する場合
     認定特定非営利活動法人日本防災士機構のホームページをご覧ください。

中津市防災士協議会について

 紹介ページをご覧ください。

その他

お問い合わせ

防災危機管理課
住所:〒871-8501 大分県中津市豊田町14番地3
TEL:0979-22-1113
FAX:0979-24-7522

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