本市には、英彦山や八面山などの山々、山国川、耶馬溪、中津平野のため池や田園、中津干潟など、豊かな自然が残され、市民が健康で快適に生活するための基盤となっています。中津市の恵まれた環境を維持するとともに、環境に関する諸問題を解決し、将来世代も含めた中津市民が「健康で文化的な生活を営むことができる恵み豊かな環境を享受」（中津市環境基本条例前文）するため、また、中津市を環境の側面から「暮らし満足No.1のまち」（第五次中津市総合計画）にするために、平成31年3月に「中津市環境基本計画」を策定し、身近なごみ問題から地球規模での問題に至るまで環境施策の着実な推進を図ってきました。
　この度、中津市環境基本計画の策定から5年が経過し、本計画の中間年度にあたることから、国や中津市の環境施策の動向を踏まえ、本計画の方向性を維持しながら、環境施策のさらなる推進を図るため、中津市環境基本計画を改訂しました。

　本計画では、「山・川・海の自然とともに人がいきいきと暮らすまち　中津」を環境スローガンに掲げ、人と自然が共存する「環境共生都市なかつ」の実現を目指し、様々な環境問題に取り組んで行くことが定められています。

計画の期間

本計画の目標年度は2028年度、計画期間は2019年度から2028年度までの10年間です。また、計画策定の5年後にあたる中間年度（2023年度）に、2023年度までの進行状況と本市を取り巻く環境や社会状況の変化、科学技術の進展などを踏まえ、計画内容の見直しを行いました。