公開日 2020年04月19日
毎月19日は「食育の日」です。食育は、子どもから大人まで生涯にわたって必要です。
今年度は、年代に応じた食生活のポイントやレシピを紹介します。家族や仲間と食卓を囲み、食べることの楽しさや大切さを考えてみましょう。
子どもの食事(果物を使った簡単おやつ)
子どもは、胃が小さく、消化・吸収機能も未熟なため、3回の食事でとれない栄養は「おやつ」で補います。おやつ=お菓子ではなく、大切な「4番目の食事」と考えて、おやつを選びましょう。
果物には、体の調子を整えるもとになるビタミン、ミネラルが含まれています。旬の果物を使って手軽に作ることができるおやつを作ってみませんか?
子どものおやつのポイント
- 回数と時間を決める
1~2歳児は、午前1回・午後1回(1日100~150キロカロリー程度)、3歳児以上は午後1回(1日150~200キロカロリー程度)を目安に、次の食事まで2時間以上空けるようにしましょう。 - 歯ごたえのあるものを取り入れる
軟らかいものばかりでなく、せんべいやだんごなど噛みごたえがあるものよく噛んで食べると、食べ過ぎやむし歯を予防します。 - 旬の食材を取り入れる
旬の果物や野菜は栄養が豊富なだけでなく、季節を感じることができます。
- 簡単フルーツ春巻き
簡単フルーツ春巻き
今月は、手軽に購入できる果物として「りんご」と「バナナ」を使った簡単おやつを紹介します。
子どもと一緒に手づくりすると、食べる楽しみも倍増しますよ。
材料(6人分) 3本分
- りんご1個(200グラム)
- バナナ1本(100グラム)
- レーズン大さじ3杯(20グラム)
- 砂糖大さじ1杯
- シナモンパウダー少々(お好み)
- 春巻きの皮3枚
- 小麦粉・水各大さじ1杯
- サラダ油大さじ1杯(12グラム)
- 粉糖少々(お好み)
作り方
春巻きの具材
- りんごは皮を剥いて8等分に切り、薄くイチョウ切りにする。
- 小鍋にりんご、レーズン、砂糖を入れて弱火で加熱する。
- りんごがしんなりしたら、シナモンを振り、混ぜ合わせる。
- バナナは厚さ5ミリ程度の輪切りにする。
春巻きの包み方
- 春巻きの皮を1枚ずつ広げ、加熱したりんご・バナナを皮の手前半分に横向きに細長く乗せる。
- 小麦粉と水を混ぜ合わせたものを、皮の端に薄く塗る。(のりの役割)
- 手前から皮を持ち上げて具材を包み、くるくる巻く。(巻き終わりはしっかり閉じる)
- 表面にサラダ油を塗り、オーブントースターで表面がこんがりとするまで5分ほど加熱する。
- 1本を2つに切って器に盛り付け、茶こしで粉糖をかける。
1人分の栄養量
エネルギー105キロカロリー、たんぱく質1.3グラム、脂質2.2グラム、炭水化物20.5グラム、塩分0グラム
ポイント
季節の果物を使って自由に包んでみましょう。レーズンのほかに、クルミなどナッツ類を入れても良いです。「包む」など、おやこで一緒に作ることは、子どもの「料理ができる力」を育みます。
- 「なかつ食育指針」を実践して毎日の食生活を楽しく送りましょう
お問い合わせ
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