公開日 2020年11月19日
更新日 2024年03月29日
毎月19日は「食育の日」です。食育は、子どもから大人まで生涯にわたって必要です。
今年度は、年代に応じた食生活のポイントやレシピを紹介します。家族や仲間と食卓を囲み、食べることの楽しさや大切さを考えてみましょう。
秋の離乳食(サツマイモ)
今回は秋が旬のさつまいもを使った、美味しい離乳食をご紹介します。
さつまいもにはβ(ベーター)カロテンやビタミンC(シー)、食物繊維を多く含みます。
さつまいもは離乳食初期(5~6か月)から開始できる食材です。
さつまいもの調理ポイント
- 蒸す、茹でるのほか、電子レンジで加熱することもできます。
- 電子レンジで加熱する際は、水分を逃がさないようラップに包んで加熱しましょう。
月齢に応じた大きさの目安
- 離乳初期(5~6か月)は柔らかく加熱し、すりつぶしてどろどろの状態。
- 離乳中期(7~8か月)は柔らかく加熱し、2から3ミリ角のみじん切りや、細かく潰す。
- 離乳後期(9~11か月)は柔らかく加熱し、5ミリ角のみじん切りや、粗く潰す。
さつまいもと豆腐の2色盛り(5~6か月児)
材料(1回分)
さつまいも50グラム、絹ごし豆腐3センチ角(20グラム)、湯冷まし大さじ1程度
作り方
- さつまいもの皮をむき、ラップに包んで電子レンジで2から3分加熱する。(竹串がすっと通るまで加熱する)
- さつまいもをすりつぶし、湯冷ましを加えて伸ばす。
- 豆腐を小さく切り、茹でてすりつぶす。
- それぞれ器に盛り付け完成。
作り方のコツ
さつまいもは温かいうちに、すりつぶしましょう。
裏ごしをすると、なめらかな舌触りになります。
さつまいもと豆腐のみぞれ煮(7~8か月児)
材料(1回分)
さつまいも15グラム、絹ごし豆腐3センチ角(20グラム)、大根15グラム、だし汁大さじ3、水溶き片栗粉小さじ2程度
作り方
- さつまいもの皮をむき、ラップに包んで電子レンジで1分程度加熱する。(竹串がすっと通るまで加熱する)
- さつまいもを5ミリ角に切る。
- 豆腐を5ミリ角に切る。
- 大根をすりおろす。
- 鍋にだし汁を入れ、豆腐と大根を加え2分程度煮る。
- さつまいもを加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
作り方のコツ
大根はすりおろしたら、水気をよく切っておきましょう。
片栗粉を加えた後、1分程度加熱しましょう。
さつまいもと豆腐のおやき(9~11か月児)
材料(1回分)
さつまいも30グラム、絹ごし豆腐4センチ角(50グラム)、片栗粉小さじ1、サラダ油小さじ4分の1
作り方
- さつまいもの皮をむき、ラップに包んで電子レンジで1分程度加熱する。(竹串がすっと通るまで加熱する)
- さつまいも、豆腐、片栗粉を加え練るようにまぜる。
- フライパンに、サラダ油をひき、厚さ1センチの円盤状に丸めて焼く。
- 中まで火が通るように、弱火でじっくり焼く。
作り方のコツ
9か月ごろから、油が少量使えるようになります。キッチンペーパーに油を染み込ませてフライパンをふくと良いです。
※掲載レシピの1回量は作りやすい分量となっています。
食べる量は様子を見ながらすすめましょう。
- 「なかつ食育指針」を実践して毎日の食生活を楽しく送りましょう
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