公開日 2022年03月19日
更新日 2024年03月29日
毎月19日は「食育の日」です。中津市では、平成28年に第2次中津市食育推進計画を策定しました。今年度は、令和2年度に実施したアンケート調査「食に関する調査(20代・30代男女)」の結果とともに、手軽に作ることができるレシピを紹介します。家族や仲間と食卓を囲み、食べることの楽しさや大切さを考えてみましょう。
1日の食事のうち、特に「朝食」は野菜を食べない人の割合が高い
昨年度に実施した食育アンケート「食に関する調査(20代・30代の男女)」では、1日の食事のうち「野菜を食べない」と回答した人の割合が最も高かったのは、朝食(淡色野菜:67.0%、緑黄色野菜71.8%)でした。一方夕食は野菜を食べる人の割合が高い傾向がみられました。
淡色野菜やきのこ類は1日にどのくらい食べていますか?[PNG:120KB]
緑黄色野菜は1日にどのくらい食べていますか?[PNG:115KB]
淡色野菜に比べ、緑黄色野菜を摂取している方の割合が低い
野菜には、大きく分けて「淡色野菜」と「緑黄色野菜」の2つがあります。調査の結果、朝食・昼食・夕食のいずれも「淡色野菜を食べない」と回答した人の割合より、「緑黄色野菜を食べない」と回答した人の割合が高いことがわかりました。また5年前の調査よりも野菜を食べない人の割合は増加傾向がみられました。
1日の食事に「プラス1品」野菜料理を食べましょう!
野菜には体の調子を整える働きを持つ、ビタミンやミネラルを含みます。1日の野菜の目標量は350グラムです。これは、料理の品数では5品、生野菜なら両手に約3杯分が目安となります。日本人の野菜摂取量の平均値は280.5グラム(令和元年度 国民健康・栄養調査)で、約70グラム(野菜サラダ1皿分)と1品分下回っています。そこで今回は、日頃の食事で手軽に「プラス1品」できる、緑黄色野菜たっぷりのお手軽バランスレシピを紹介します。
- 「なかつ食育指針」を実践し、毎日の食生活を楽しく送りましょう。
ほうれん草の海苔ごま和え(調理時間15分)
材料(作りやすい分量:約4人分の分量)
- ほうれん草 1束(200~250グラム) ※他の青菜でもOK
- かにかまぼこ 2本(30グラム)
- 刻みのり 2つまみ ※焼き海苔をちぎってもOK
- (A) すりごま 大さじ2
- (A) めんつゆ(ストレート) 大さじ1強
- (A) 砂糖 大さじ1弱
作り方
- ほうれん草は茹でて、水に取ってから水気をよくきる。3センチ幅に切り揃えておく。
- かにかまぼこは手で粗くほぐす。
- ボウルにAの材料を入れて、よく混ぜ合わせる。
- 3のボウルに1・2・刻みのりを加えて和える。器に盛り付けたら完成。
1人分の栄養量
エネルギー59キロカロリー、たんぱく質3.6グラム、脂質2.7グラム、炭水化物6.5グラム、塩分0.4グラム
ポイント
ほうれん草はさっと茹で、しっかり水気をきることがポイントです。
ごまと海苔の風味がよく合います。冷凍のほうれん草を使用しても良いです。
※このレシピは市報(3月15日号)に掲載したものです。
- バランスよく食べよう