公開日 2023年03月31日
中津市を移動するための交通手段を見てみましょう。
道路
東九州自動車道
東九州自動車道は、北九州市を起点として、福岡・大分・宮崎・鹿児島の各県を結ぶ延長436キロメートルの高速自動車国道です。中津日田道路ともつながり、東九州の産業・経済・観光および文化の発展と生活の向上に重要な役割を果たしています。
中津日田道路
中津港と日田市を結ぶ地域高規格道路で、現在整備が進められています。地域高規格道路とは、高速道路の役割を補いおおむね時速60キロメートル以上で走ることができる道路で、「都市や農村間の連携」「物流や人の交流の活性化」「港湾や空港などの広域交通拠点との連結」の3つの機能を持ちます。
生活・産業・観光の問題を解決するだけでなく、災害時の代わりの道路としても期待されています。
鉄道・バス
鉄道(日豊本線)
中津市内には中津駅、東中津駅、今津駅の3つの日豊本線の駅があります。明治30年に中津駅、今津駅ができたことで中津市に初めて鉄道が開通しました。中津駅は、昭和52年に現在のような高架(こうか)駅(プラットホームなどの駅設備が建物の上にある駅)になりました。
バス
中津市内には、民間が運営する路線バスと、路線バスを補うために市が運営するコミュニティバスがあります。バスは、病院や買い物などに行くための重要な手段です。民間の路線バス運行を続けていけるよう計画するとともに、コミュニティバスを運行をすることで地域住民の交通手段を確保しています。
港湾
豊前海の海岸部は遠くの沖のほうまで浅く、「中津干潟」と呼ばれています。大新田(おおしんでん)や東浜(ひがしはま)には「生きた化石」と呼ばれるカブトガニなど多くの生き物が住んでいて、全国的にも数少ない砂と泥がまじった干潟です。また、干潟は渡り鳥のえさ場・休憩場の役割もあります。
中津港
古くから大阪や神戸、中国地方および関門(かんもん)地域との交通の大切な場所として発展してきました。平成11年に国の重要港湾(海上輸送網の拠点となり国の利害に重要な関係をもつ港湾)に昇格しました。クルーズ船が寄港することもあります。これからも物の流れが増えて拡大し、新たな企業が進出することが予想され、今後、国際、国内の海上輸送の中心となる港として発展することが期待されています。