中津市消防署管内において、5月に入り不審火による火災が3件発生しています。傾向としては、夜間から明け方（夜8時から朝6時までの間）にかけて、人気のない暗がりや建物外周部、物置、車庫などの侵入しやすい場所で、被害が発生しております。

不審火による火災を防ぐことは難しいと思われがちですが、皆さん一人ひとりが日頃から予防対策を心がけ、町内会や自治会等においても連携を強化し地域が一体となって警戒心を高めることで『放火されない・放火させない』環境をつくることができます。

放火を防ぐ7つのポイント

1. 家の周りに燃えやすいものを置かない。ゴミは指定された場所に、収集日の決められた時間に出しましょう。
2. 物置や車庫などには鍵をかけ、外出するときは戸締りをして、外部からの侵入を防ぎましょう。
3. 車やバイクなどのカバーは、防炎品を使用しましょう。
4. ポストに郵便物や新聞などをためないようにしましょう。
5. 建物の周囲や駐車場には、センサーライトや常夜灯を設置し、不審者を近づきにくくしておきましょう。
6. ご近所、班や自治会、事業所などの連携により、家庭や地域が一体となって防火に対する警戒心を高め、放火されない環境を作りましょう。
7. 不審火や不審者を見かけたときは、消防署又は警察に速やかに通報をお願いまします。