令和6年1月19日金曜日、”すずめの家”を訪問しました。

毎週火曜日と金曜日の10時～14時30分まで活動されている地域サロンです。2000年に始められ今年で24年目を迎えられるそうです。当初ボランティアの方々が立ち上げられた時は、大変だったことも数多くあったそうです。その中で住民としての立場や利用する側の気持ちを大事に考え、自由で過ごしやすい我が家のような地域サロンを志され、今では皆さんの拠り所のサロンになっていらっしゃいます。

午前中は皆さんが集まり、ソファーや椅子にゆっくり腰掛けながら自由にお話をされています。あまりお話をされない方がいらっしゃっても誰かが近くに寄り添い、気軽に話せるような雰囲気だそうです。利用者の方では、外を散歩中にふと窓の外からすずめの家で皆さんが楽しく過ごされている様子を拝見し、「ぜひ私も参加してみたい」といらっしゃったそうです。

お昼はボランティアの方の温かい手料理が振舞われ、本日のメニューはとり団子と白菜のクリームシチュー、おにぎり、大根の煮物、酢の物、柑橘ゼリー、どれも旬の野菜や果物が使われていて、利用者の皆さんが声を揃えて「美味しい」と楽しみにされています。

午後からはコーヒーを飲みながら、カラオケや体操をします。コーヒーについては、地域の方が専門のマスターにコーヒーの淹れ方を習い、本格的なコーヒーを皆さんに振舞って下さっています。コーヒーの香りを楽しめてホッとするようなひと時です。それから、地域のボランティアの方によるピアノやウクレレの演奏に合わせて、皆さんで歌や体操に楽しく取り組んでいらっしゃいます。

また本日はお誕生日会でもあり、1月生まれの方を皆さんでお祝いするなど心温まる日でした。利用者の方からも、「サロンに行った日はよく眠れる」といった声も多く、認知症や介護予防にも繋がっているとのことです。