公開日 2025年11月11日
更新日 2025年11月13日
お知らせ
~1997年4月2日~2009年4月1日生まれの女性で、HPVワクチンを1回以上受けた方へ(※)~
HPVワクチン接種は、合計3回です。
2回目と3回目の接種には3か月以上の間隔をあける必要があります。
公費による接種を希望する場合は、遅くとも2025年12月末までに2回目のワクチンを接種する必要があります。
公費による接種が終了となる2026年3月末は、予約が取りづらくなる可能性がありますのでお早めにご予約ください。
(※)2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方が対象です。
HPV(子宮頸がん予防)ワクチン
子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんで、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。また、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンがHPV(子宮頸がん予防)ワクチンです。
なお、接種を希望される場合は、必ずHPV(子宮頸がん予防)ワクチンの効果や接種後の副反応などについて十分に理解した上で接種してください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン:厚生労働省ホームページ
定期接種の対象者
- 中津市に住民登録がある小学6年生から高校1年生相当の女子
- 接種期限:高校1年生相当の3月31日までです。
※毎年、小学6年生にご案内と予診票を送付しています。
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの種類
9価ワクチン(シルガード9)、4価ワクチン(ガーダシル)、2価ワクチン(サーバリックス)の3種類があります。
接種回数・接種間隔
9価ワクチン(シルガード9)
9価ワクチンは、接種開始年齢に応じて、接種回数が異なります。
- 1回目接種を15歳未満で接種する場合の接種回数は2回です。2回目は、1回目から6か月後に接種します。最低、5か月以上の間隔をあけなければなりませんが、1回目と2回目の間隔が5か月未満の場合は、3回目接種が必要になります。その場合は、2回目接種から3か月以上の間隔をあけて3回目を接種します。
- 1回目接種を15歳以上で接種する場合の接種回数は3回です。2回目は、1回目から2か月後に接種、3回目は、1回目から6か月後に接種します。1回目と2回目は最低1か月以上の間隔をあけ、2回目と3回目は最低3か月以上の間隔をあけなければなりません。
4価ワクチン(ガーダシル)
接種回数は3回です。2回目は、1回目から2か月後に接種、3回目は、1回目から6か月後に接種します。1回目と2回目は最低1か月以上の間隔をあけ、2回目と3回目は最低3か月以上の間隔をあけなければなりません。
2価ワクチン(サーバリックス)
接種回数は3回です。2回目は1回目から1か月後に接種、3回目は、1回目から6か月後に接種します。1回目と2回目は最低1か月以上の間隔をあけ、3回目は、1回目から最低5か月以上、2回目から2か月半以上間隔をあけなければなりません。
接種できる医療機関
令和7年子宮頸がん予防接種実施医療機関一覧[PDF:132KB]接種方法
事前に医療機関に予約し、母子健康手帳と予診票を持参し、接種を受けてください。
※必ず母子健康手帳で接種歴を確認して、予約をしてください。
予診票をお持ちでない方は、専用フォームより予診票の申請をしてください。
接種費用
中津市内の医療機関で接種する場合は、無料です。
接種期限を過ぎると、全額自己負担となり、接種費用の目安は、2価・4価ワクチンは1回あたり約16,000円前後、9価ワクチンは1回あたり約28,000円~30,000円です。
大分県外での接種を希望される方へ
接種を受けることができる医療機関は、原則、中津市内の医療機関です。やむを得ない事情により県外の医療機関で接種を希望する場合は、事前にHPV(子宮頸がん予防)ワクチンキャッチアップ接種県外接種申請を次の1~3のいずれかの方法で行ってください。申請せずに接種した場合、公費の対象になりません。
県外で予防接種を受ける場合の申請について[PDF:135KB]
- 市役所 こども家庭センターの窓口で申請書を記入
受付時間:平日8時30分~17時15分 - 電子申請
県外接種申請フォーム - 申請書をダウンロードし郵送で申請
HPVワクチンキャッチアップ県外接種申請書[PDF:91.4KB]
※郵送先:〒871ー8501中津市豊田町14番地3 中津市役所こども家庭センター行
大分県内の他の市町村で接種を希望される方へ
中津市内の医療機関と同様に無料で接種できる医療機関があります。
中津市こども家庭センター(電話0979-22-1170)にお問い合わせください。
外国人の方へ
外国語に翻訳された「予診票」を希望者に配布しますので、問い合わせ先へご連絡ください。
20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンは、子宮頸がんの原因となるすべてのヒトパピローマウイルスに予防効果があるわけではありません。ワクチンを接種した方も、20歳になったら定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
お問い合わせ
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