中津市では、「環境共生都市なかつ」を実現するために、ごみの減量・資源化を推進しています。今回は、事業系一般廃棄物(*)について分析・調査を実施しましたのでご報告します。

＊事業系一般廃棄物
事業活動に伴って生じた廃棄物（事業系ごみ）のうち、「産業廃棄物」に属さない廃棄物のこと。事業系一般廃棄物の一部は中津市クリーンプラザに持込むことができます。

1.報告のまとめ

「事業系ごみ」の組成調査及び展開検査の結果、適正な分別ができていないことが分かりました。事業者の皆様には、ごみの減量・資源化に向けて、きちんと「ごみの分別」をお願いします。

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2.事業系ごみの組成調査（令和5年8月実施）

　事業系一般廃棄物について、ごみの中に何が含まれているか組成調査を実施しました。ごみの検体は、複数の事業形態（飲食業系、商店系、事務所系）からサンプルしました。

（全体の重量比（％））

調査結果の考察

• 飲食業系・商店系では、50～70％が厨芥類（ちゅうかいるい）のゴミです。（厨芥類：料理くず・野菜くず・食べ残しくず等の生ごみ）
• 事務所系は、70％以上が紙類のごみです。
• その他（廃プラ・ゴム系・繊維くず等）の産業廃棄物相当が、10～20％程度混入しています。

結果

業種毎に特色があるものの、適正な分別がされていません。