中津市生涯学習大学 第7回「中津学」が開催されました

公開日 2024年12月19日

更新日 2024年12月20日

 令和6年12月18日(水)、第7回「中津学」がリル・ドリームで開催されました。

 今回の講師は、大分県立歴史博物館主任研究員の土谷崇夫氏で、「中津平野の縄文石器から見た生業」と題した講演でした。石器を通して縄文時代の人々の生活を知るには、1.石器の形などの分類、2.使用された痕跡の分析、3.石器が発掘された土地の分布の調査が必要であるということです。発掘された石器や食物の資料を通して、縄文人の移動経路や食生活などをわかりやすく話をしていただきました。

 そして、約1万5千年続いた縄文時代について、わかっていないことが多いが、縄文人の生きるために命をかけた生業によって、現代まで命がつながっていると考えると非常に研究しがいのある時代ですと締めくくりました。

 受講者は、これまでの縄文時代のイメージを変える興味深い話を聞き、講演後は多くの質問が出されました。

第8回「中津学」のお知らせ

日時:令和7年2月19日(水)13時30分~
場所:リル・ドリーム
演題:「唐原山城と中津城 ~中津城に転用された古代山城の列石~」
講師:前上毛町教育委員会文化財保護係長 末永 浩一氏

「中津学」は、4、8、1、3月を除く毎月第3水曜13時30分からリル・ドリームで開催します。受講料は200円です。内容は、開催月の市報「なかつ」に記載します。どなたでも受講できますので、ぜひお越しください。

お問い合わせ

社会教育課・生涯学習推進室
住所:〒871-0058 大分県中津市豊田町9番地10
TEL:0979-22-4942
FAX:0979-22-1492

このページについてお聞かせください