令和7年1月15日水曜日に、中津北高等学校2年生を対象に、大分県選挙管理委員会による選挙出前授業が実施されました。中津市選挙管理委員会は模擬投票の実施の補助として参加しました。

　授業の前半では、若年層の投票率が低い現状と、それによって政治に若者の声が反映されない恐れがあることなどにふれ、投票の意義について学びました。わかりやすい争点があったり、ユニークな候補者が出れば投票率は上がるかもしれませんが、そうでなくても、選挙は自分自身が政治について考えるためのきっかけととらえて、18歳になったら積極的に投票に行ってほしいと生徒の皆さんに伝えました。

　後半には生徒が立候補者役を演じた模擬投票を行い、実際の選挙と同様に投票から開票までの流れを体験しました。

　平成28年に選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられて、今年で9年目になります。今夏には参議院議員選挙がありますので、投票日時点で18歳になっていれば高校生でも投票ができます。ぜひ投票に行って、政治参加のスタートを切ってほしいと期待しています。