令和7年1月16日木曜日、中津市立豊田小学校にて、選挙についての授業を行いました。今回の授業は6年生の「総合的な学習」の一環として企画されました。

　投票率の現状や、日本における選挙権の歴史、投票の仕方などについて学んだあと、模擬投票を行いました。
　今回の模擬投票は、学校側の提案で、令和6年10月に行われた衆議院比例代表選挙の、実際の名簿届出政党について投票を行いました。中津市選挙管理委員会の選挙出前授業としては初めての試みでしたが、児童の皆さんは各政党の政策などについて、しっかり事前学習をされていたようです。
　投票の受付係や投票用紙の交付係も児童の代表に体験してもらいましたが、スムーズに投票が行われました。また、開票作業についても体験してもらいました。
　開票結果については公開しませんが、児童の皆さんには、投票という行為自体はとても簡単なのに、それによって政治が動くという一票の重みに気づいてもらえましたので、将来は必ず投票に行ってもらえると期待しています。

　投票率の低下は、結果としては市民、県民、国民ひとりひとりの不利益につながります。
　選挙管理委員会としては、投票環境の改善に取り組むとともに、今回の選挙の授業をはじめとした啓発活動に、今後も取り組んでいきたいと思います。