高額な医療費がかかる場合、事前に市役所の国保担当課窓口で「限度額適用認定証」または「限度額適用・標準負担額減額認定証」の交付を受け、医療機関等の窓口に提示することで自己負担額を限度額に抑えることができます。（自己負担限度額については高額療養費支給申請の手続きのページをご覧ください。）

対象となる人

中津市の国民健康保険加入者が対象になります。

70歳以上の人は、交付の必要がない場合がありますので、事前に国民健康保険係へお問い合わせください。

申請に必要なもの

1. 国民健康保険被保険者証
2. 申請者の本人確認書類（有効期限切れではないもの） ※AまたはBのいずれか
   1. 1点でよいもの（公的機関が発行した顔写真付きの本人確認書類）
      マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、身体障がい者手帳など　
   2. 2点以上必要なもの（公的機関が発行した顔写真なしの本人確認書類）
      健康保険証、年金手帳、住民票、介護保険証など

長期入院該当

　認定証の適用区分が「オ」または「Ⅱ」の人は、過去12か月の入院日数が91日以上の場合、申請により、申請月の翌月から入院時の食事代が減額されます。

厚生労働省が指定する特定疾病の場合

高額な治療を継続して受ける必要がある、厚生労働大臣の指定する特定疾病の人は、「特定疾病療養受療証」を病院などの窓口に提示すれば、1ヶ月の自己負担額は1万円（人工透析が必要な70歳未満で所得600万円超の人は2万円）までとなります。「特定疾病療養受療証」は、申請により交付します。

※厚生労働大臣が指定する特定疾病

• 先天性血液凝固因子障害の一部
• 人工透析が必要な慢性腎不全
• 血液凝固因子製剤の投与に起因するHIV感染症

マイナ保険証について

　マイナ保険証を利用すれば、事前の手続きなく、高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されます。限度額適用認定証の事前申請は不要となりますので、マイナ保険証をぜひご利用ください。