公開日 2019年03月14日
寺町とは
中津駅から徒歩8分、城下町の中に「寺町」とよばれる一角があります。
寺町とは字の通り、中津城の東側の寺院が集中した町で、城下の防衛の役割も兼ねていました。
寺町には、黒田官兵衛の入封以前からの地蔵院・安随寺(あんずいじ)と黒田家時代に開基の合元寺(ごうがんじ)・大法寺(だいほうじ)・円応寺(えんのうじ)・西蓮寺(さいれんじ)、細川家時代の普門院(ふもんいん)・寶蓮坊(ほうれんぼう)・本傳寺(ほんでんじ)、小笠原家時代の円龍寺(えんりゅうじ)・浄安寺(じょうあんじ)、奥平家時代の松巌寺(しょうがんじ)の計12寺院があり、寺町付近にも東林寺(とうりんじ)・永照寺(えいしょうじ)・寿福寺(じゅふくじ)・善教寺(ぜんきょうじ)・明蓮寺(みょうれんじ)などが配置されています。
中津は、外堀と土塁に守られた惣構えの城下町で、戦略的な理由のため、城下内部の道路は、細い道、丁字路、食い違い路、曲がった道などが多く、現在でもそれらの道は多数残されています。寺町の主な通りは石畳風に舗装されており、通りに立ち並ぶ寺院配置などを見ると、往時を偲ぶことができます。
- 石畳と白壁が美しい
- お寺が密集しているので徒歩で観光OK
お寺の紹介
- 円応寺(えんのうじ)
- 円龍寺(えんりゅうじ)
- 浄安寺(じょうあんじ)
- 東林寺(とうりんじ)
- 西蓮寺(さいれんじ)
- 大法寺(だいほうじ)
- 本傳寺(ほんでんじ)
- 安随寺(あんずいじ)
- 寶蓮坊(ほうれんぼう)
寺町とうろう祭り・千日観音(七観音参り)
古くは京都、清水寺に始まる「千日参り」に起源を発し、江戸時代初期より民衆の信仰を集め、今日に至ります。8月9日に参詣すれば千日の功徳があると言い伝えられています。
千日観音の日にあわせて「寺町とうろう祭り」が開催されます。周辺の通りとお寺の境内に紙とうろうが並び、夕日が沈むころに点灯されます。寺町がとうろうの灯りに照らされて、幻想的な世界となります。
お問い合わせ
観光課
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FAX:0979-24-4020
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