公開日 2022年06月20日
更新日 2022年07月05日
市内において毛の抜けたタヌキの目撃情報が寄せられることがあります。
毛の抜けたタヌキは疥癬症(かいせんしょう)という病気にかかっており、数週間ほどで衰弱し死んでしまう場合がほとんどです。日常生活において、人に感染する可能性は極めて低いですが、犬や猫は疥癬症のタヌキとの接触により、感染する恐れがあります。
このため、ペットの放し飼いをしないなど十分注意してください。さらにペットのえさ等が屋外に放置されていると、タヌキが寄り付きやすくなりますので、食べ終わったえさ等は速やかに片付けましょう。
なお、市では農作物被害や生活環境への被害が起こっていることからタヌキを有害鳥獣と位置づけているため、タヌキの保護は行っておりません。
疥癬症(かいせんしょう)とは
- ヒゼンダニという動物の皮膚に住み着く小さなダニによっておこる病気です。
- 疥癬症に感染したタヌキは毛が抜け落ち、衰弱して死亡します。
- 感染した動物との接触や、感染した動物と行動圏が重なることで、病気に感染します。
- 疥癬症のタヌキを目撃したらエサをあげないでください。タヌキが延命し、他の動物に感染が広がることになります。また、タヌキに限らず、野生生物に餌付けしたり、安易に接触することは控えてください。
死んでいるタヌキを目撃したらどうすればいいの
- 自宅敷地内で死んでいる場合は、ご自身で対応していただくことになります。疥癬症のタヌキの死骸を処分する場合は、素手で触れぬようゴム手袋やマスクを装着してゴミ袋に入れて密封し、段ボールに入れ、中津市クリーンプラザに持ち込んでください。また、処理後は手洗い、うがい、消毒をしましょう。
- 前記以外の土地で死んでいる場合は、基本的にはその土地の所有者・管理者で対応していただくことになります。
お問い合わせ
林業水産課
住所:〒871-8501 大分県中津市豊田町14番地3
TEL:0979-62-9050
FAX:0979-24-7522