公開日 2024年01月17日
更新日 2024年02月02日
令和6年1月16日、上津小学校の4・5・6年生を対象に「小学生ものづくり体験授業」を行いました。
中津市では、令和5年度よりものづくりの楽しさや働く現場でかかせない技術などを伝えるために大分県立工科短期大学校や中津商工会議所・地元企業と連携し「小学生ものづくり体験授業」を学校に出向いて実施しています。
授業は、大分県立工科短期大学校の機械システム系の佐藤教授による「液体窒素の実験~-196℃の世界の不思議~」という内容でした。実験内容は、大人も体験したことのない化学の世界。担当の先生たちも一緒に実験に参加しました。
- いろんな物(花やゴムボール等)を凍らせてみよう
- フィルムケースに、液体窒素を染み込ませたティッシュを入れるとどうなるか
- 液体空気や液体酸素を作ってみよう
- カラの空き缶を液体窒素につけてみよう など
日常の料理をする中で、熱したフライパンに水を入れると液体から気体に変化しているなど、身近な体験の説明と、-196度の液体窒素が今の室温でどのように反応するかを実際に見ると、子供たちの理解も深まっている様子でした。日常生活では体験できない液体窒素による-196度の世界を体感し、化学の楽しさに触れることができました。
液体窒素は、冷凍食品の製造や医療分野で利用されており、液体窒素が人々の暮らしに役立てられていることを学ぶことができました。
参加した子どもたちは、初めて扱う液体窒素の実験にとても楽しそうな様子で、すごい実験ができて嬉しかった、理科の実験ではできないことばかりで楽しかった、などの感想がありました。
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