ものづくりの楽しさを伝える「小学生ものづくり体験授業」in和田小学校

公開日 2024年12月17日

更新日 2024年12月19日

　令和6年12月17日火曜日、和田小学校の5年生を対象に「小学生ものづくり体験授業」を行いました。
　授業は、大分県立工科短期大学校の建築システム系の吉田教授による「ダ・ヴィンチの橋～橋を作って渡ってみよう～」という内容でした。この技術は、ダ・ヴィンチの考案した、釘や接着剤を使わずに重たいものを支える構造の橋です。
　まず吉田教授による概要説明を受け「割り箸を使った模型作り」に挑戦し、その後体育館に移動して「実大模型作り」を行いました。
　「割り箸を使った模型作り」では、ダ・ヴィンチの橋を割り箸だけを使用して再現しました。完成が近づくにつれてバランスが難しくなるようで、多くの子どもが悪戦苦闘していました。
　「実大模型作り」では、工科短大で建築を学ぶ学生のサポートを受けながら、実際に渡れる橋を作り、友達と一緒に渡っていました。怖がった顔や、楽しそうな笑顔などたくさんの表情が見られました。子供たちからは、ものづくり体験を通して接着剤や釘を使わずに完成するのがすごかった、手作業で細かなものを組立することが楽しかったなどの感想がありました。

　中津市では、令和5年度よりものづくりの楽しさを伝えるために大分県立工科短期大学校や中津商工会議所・地元企業と連携し「小学生ものづくり体験授業」を学校に出向いて実施しています。